2011/03/14

全く新しい局面、今。

 3/11日の午後3時頃、今東峰村の我がプリズム事務所に同居している27歳の高橋弘展くんが「東北でとんでもない地震が起きてるようです」、とi-phoneをみてつぶやいた。


 一瞬、感じた不安はテレビ画面をみるうちに一気に膨れ上がりました。巨大津波があっという間に海岸沿いの地域を吞み込んでいく様を映し出しています。これは1地域の局地的な災害をはるかに越えて日本列島全体の危機的状況が来ていると直観しました。実は翌日は東峰村が取り組む住民メディアの実態を視察に来るツアーが予定されていました。たまたま高橋君所属の起業家のお仲間がやってくる予定でした。


 東北の三陸海岸と福岡県の山中、見ようによっては最も離れて遠くの地域同士のことです。どう考えても災害が波及することはあり得ません。しかしわたしは確実にこの現象は我々が住むこの東峰村だけでもなくあらゆる地域に共通する事態が起こっていると感じていました。あれから3日立ちました。あの瞬間に感じたわたしの直観は間違いなかったと今あらためて感じます。


 この途方もない状況になってしまったあの大津波の結果は全面的に日本国の問題、課題です。あの時、はじまったのです。全く新しい危機的状況、困難な時代がはじまってしまったのです。マスコミが伝える災害報道とかでは捉えきれない日本の全く新たな局面、どうするか、は、わたしたち一人一人が問われています。





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