2010/05/16

未来

 先日、ある街である人と二人きりで静かに語り合いました。その人は仕事上関係はありましたが、いつからか仕事とは関係なしに気になる存在になっていました。人と付き合う場合わたしはあらゆる肩書きや役職、環境、利害関係を取り外してその人の人間性だけで付き合うかどうかになっていきます。これはずっとそうです。


 テレビ局という独特の場にいたときも最終的にはどうしてもここが出てくるので自分ではガチンコ勝負をしてしまいます。テレビ局を辞して一人で事業をはじめてからもずっとここは変わりません。ある地域の情報発信をサポートするために入った時、都会と田舎が恊働するカタチを探ろうとする実証実験的なものでしたが、どうしても都会の方々のメリットばかりがあって田舎に残るものがありませんでした。皆さんの集まりでそこを明確に指摘しました。結果的に一年後にご縁はなくなりましたが今でも田舎の方々のその後は気になりますのでいろんなカタチで情報をもらっています。


 熊本でもそうでしたがはっきりと見える将来像がマイナスであったら修正し続けていかなければ未来は創れません。未来からやってくる可能性への誘いに今、いかに答えていくかが日々の仕事です。そこに徹していれば仕事は生まれ続けますし、緩やかながら確実に進展していきます。目先の利害に囚われた事業は必ず先が行き詰まります。自分ではそういう意味では未来が見えるある状態があります。それをやり続けています。


 ある街のある人は酒杯を傾け静かに話し合っているうちにじわーっと気持ちが伝わっていくのが感じられました。全く同時にある人の気持ちがじわーっと伝わってきました。この感じが結果的に仕事を成功に導くある状態です。こういう時身体が熱くなっていきます。決して酒のせいではありませんよ。

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