2010/09/12

 Twitterである方が昨夜窓から夜空を見ながら「昔は田舎で星がよく見えていたのに・・」というつぶやきをみつけ、おもわず「東峰村、満天の星、キラキラ」とつぶやいてしまいました。昨夜は何度か庭に出て満天の星を眺めていました。ちょうど午前3時頃が一番出てました。東峰村の事務所は車が10台はゆうにとめれるスペースがあるのでよく夜中にロッキングチェアを持ち出して寝転がって見ています。最高の贅沢です。


 東峰村は伝説もあるのです。岩屋神社は欽明天皇の8年(547年)隕石が落ちてきてそれをご神体としたという伝説です。夜空をぼんやりと見ていると流れ星に会い、またしばしば稲光りがあります。昔の人はいつもこうして星空を見ていたのだろうし、星の動きに敏感だったのだとおもいます。


 たまたま一昨日大熊座はどっちに見えるか?等という話をきいていたのでイメージしますがさっぱりわかりません。神秘的な輝きを見つめているとやはり日常生活にはなかなか出て来ない感覚や地球上に生きているという実感が蘇ります。宇宙も感じます。しかしまだまだ飛び回る蚊がいつの間にか忍びよって来ていて堪らずに家に入りました。


 田舎の人は空気と同じであまり星だって騒ぐことも無いのでしょうがこういう星空の経験は毎日一体どれぐらいの人達がしているのでしょう?東京の地下鉄で毎日疲れ切って寝ているサラリーマンの皆さんにこの素晴らしい神秘の夜を経験させてあげるとすっかり癒されるでしょう。何とかセラピーやマッサージなどとは比較にならないものです。


 夜のしじまに耳を澄ませると田んぼの水路や川に「ぽちゃ」と何かがはねるかすかな音もします。聞こえるか聞こえないかの自然音にも敏感に耳は働きます。かえる、こおろぎ、鈴虫・・・・、名もわからぬ虫の音が交響楽のようにやさしく響き心地よい星空の音楽です。


 最近は星を感じて何度も目がさめます。表に出て見上げるとなるほどあいつが呼んだのか、とおもってしまうほどキラキラ輝いている星が必ずあります。村には人間以外にも仲間がいっぱいです。



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