あるネット番組で小沢一郎さんに非常に近い元参議院議員の方が民主党代表選前後の舞台裏を話していました。聞き手は経済学者。約1時間裏話が続いた後に元議員が平将門、家康、龍馬、そして今回の小沢さんの決断に共通するものとして妙見菩薩の信仰があると話し出しました。妙見信仰は北辰信仰につながり、将門の後は千葉氏が継いだと言います。千葉氏といえば龍馬が学んだ千葉道場は北辰一刀流ですがまさに将門の流れを汲み、北辰は北極星のことで宇宙の中心にある星という意味だそうです。
そして千葉道場の末裔と小沢さんの縁戚関係等に触れて今小沢さんがやんごとなく動いているのは将門から、龍馬へと繋がっていった星の元、妙見菩薩にあるというような話が続きます。この話になったとたん司会の経済学者さんは目を白黒させて冗談として聞いているようでした。案の定、話についていけなくなった司会者は冗談だったようにして対談を終えますが元議員の方は益々快活に滔々と将門、龍馬、小沢一郎の妙見説を唱えます。元は司法に関わっていた方ですがこのような話が縦横無尽にできるところが保守系人材の壁の厚さだなと感じました。
一貫して人間を真ん中においてこそ政治はあると主張されていました。片やもうひとつの陣営の皆さんはどうしても人間の顔が見えません。代表選の演説で菅総理が党にいる人材として延々と職業を並べていましたが正直言ってあれには呆れました。散髪屋さんや、八百屋さん、工員さんや漁師さんの名前は出ませんでしたがそれでも菅さんは奇兵隊を標榜するのです。
今の情報化時代は物事を隠せないのでいずれにしろ人間力が出てしまいます。テレビの影響がまだ大きいのはネットがまだ道具として使いにくいからでしょう。そういう意味では地デジ化というのはテレビを見るものとしてさらに深化させる方向だといえそうです。
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