2010/09/03

勝負

 民主党代表選の共同会見での両候補の演説が人物を語っているという書き込みやお知らせがネットで非常に勢いよくあがってきています。なかなか見れませんでしたが先ほど半分ほど見ました。なるほど、というかやっぱりという感じで聞いていました。


 圧倒的に小沢さんのことば、真摯に話す姿勢が響いてきます。菅さんも想像通りで、通り一遍の現職ならではの、または誰かにレクチャされたかのような話でした。これは中身は当然ながら話す姿勢が日頃をすべて表現してしまっていますので隠しようも飾りようもないものです。わたし的には勝負あった!の会見でした。


 しかしネット上でいろんな方がおっしゃっているのはこの会見全部がそのままマスコミ上で伝えられず一部が切り取られて伝えられていくことです。ただ少なくともそのままを見る機会がネットの進歩でできるようになってきたことやそれを見てすぐに知らせる道具が日常的になってきたことがこの潮流を大きく変えることになっていくでしょう。今回の代表選自体にどこまで影響するかはわかりませんが少なくともお二人の考え、政治信条、信念、時代の捉え方、解決策への自信、自分の役割への自覚などなど一言一言に見事に表れてしまっています。


 このことはわたしたち自身に戻ってくることで、もうカッコつけたり表面的なことでお茶を濁したりできる時代ではなくなってしまいました。そういう意味で小沢さんの洞察力や一貫した政治行動、行為、日本を何とかしようとする気概、責任感などはこの会見のことばに全部表されていると感じます。一貫してないとか、金で動いているようなイメージが作られてきましたがその事自体(イメージをつくり出した側の狙い)が逆にあらわになってしまうという時代、日頃の自分の生き方でしか勝負できない時代です。


 今はまだまだ比較の対象にもなりませんが住民ディレクターNewsにも書いたのですが東峰村のような小さな村で起こっていることは実はとても大事なことがいっぱいあってもマスコミにはまず載りません。だから自分たちで発信することが必要です。福岡県で最も遅れていた地域に光が通り、ケーブルテレビができます。重要なことならあっという間に日本中に伝わる最低限の道具がやっと備わりました。


 誰とどんな勝負をするのかは今はさておいて、勝負するスタートラインの少し手前にやっとお仲間入りしたというところが現在の東峰村の状況かな、と感じます。恊働、共創と言われる時代ですから切磋琢磨するための道具と捉えていますが、逆に力量が問われる時代でもあるのでどっちに転んでも内発的な力でやり続けられるかどうかが勝負です。





八百万人紀行(やおよろず・ひときこう) http://www.yaoyorozu-hito.jp/ 住民ディレクターNews http://blog.goo.ne.jp/0811prism いだき http://www.idaki.co.jp/

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