2010/01/10

「健康」から生まれた農林業への閃き

あれはもう何日前のことだったか?と感じることがよくあります。兵庫県佐用町の江川集落の皆さんにくっついて鳥取県倉吉市にツーリズム研修?に行ってきました。今朝6時過ぎに夜行バスで東京新宿に戻った?のですが、考えてみれば倉吉は昨日のことでした。

8日の午後に東京を新幹線で発ち、その夜8時半頃に佐用町に着きました。すでに集まっていた江川集落の皆さんと水害から復興して活発に商売されている飲み屋さんで落ち合い、その後山の中、江川集落の久保さんのご自宅に民泊?へと。復興についての構想等を話していたら午前1時を回っていたので休みましたが、9日の午前7時には起きて2台のバスに57人が乗って一路倉吉へと向かいました。そうそれが実は昨日だったのです。

夕方6時半には佐用に戻りましたが、それから姫路まで列車で移動し、姫路から何とか夜行バスで東京に帰り着いたというわけです。バスには9時間乗っていたのですが要は東京から兵庫経由で鳥取県を1日半で往復してきたということでした。
ずっと前からこんな生活をしているので自分ではどうってことはないのですが、今朝新宿に着き地下鉄に乗って四谷駅の階段を上がっている時に、ふっと「健康だなあ・・」とつぶやいていたのです。背中にはパソコンやカメラが入っているリュック、右手には機材と生活道具一式が詰まった大きなバッグをもっていました。

つぶやきというとツィッターというのが流行っているようですが、今朝のつぶやきはまさに思わず身体の奥深くから漏れ出たつぶやきでした。「健康」この貴重なもの、長い年月を経て確実に手に入れてきた「健康」は最も尊いわたしの財産です。しかも夜行バスの中でも元旦から続く閃きがずっとあってゲームのように、いや、ゲーム以上に楽しい頭の体操になっていました。眠くないのです。少なくとも疲れて寝入ってしまうことはないのです。

勿論、今もアイデアを描くためにノートと鉛筆、パソコンを揃えコーヒーをいれたところです。「健康」から生まれる発想、閃きはすぐに行為、行動につながるアイデアです。動く為に描いてみるという作業になります。動くと人と出会い、出会うと交流する中でさらにアイデアが弾(はじけ)ます。楽しいのでさらに健康な生活が続く・・、そんな感じです。

倉吉市での研修よりも研修の往復バス車内で江川集落の農業、林業、牛飼いを全部やっておられる大先輩や農協を退職して集落の活性化の為にアイデアを実現に移す為に動いておられるお二人との話が絶えず、アイデアが次々と生まれ、早速実践してみようと心が弾みました。昨年から佐用町に住むべく住家を探していましたが今年に入って本格的に考えています。

農業、林業は今から20年ほど前から自分の取り組むべき分野との自覚があり、阿蘇の小国町や山江村をスタートに解決方法を模索してきました。当時はほとんど素人同然の状態でしたから農家に弟子入りしたり、猟師のイノシシ狩りについていって山の実態を歩くことなどを続けていましたがその後全国各地の山や田畑を歩き、人に出会い、何とかなる道筋はほのかに見えてきました。住民ディレクターが本領を発揮する時が来たとも見えます。

と、いうわけで1日半で往復してきた佐用、倉吉の旅は農林業との新たなる出会いでした。

@雪景色は倉吉に向かう途中 2010.1/9

八百万人紀行(やおよろず・ひときこう) http://www.yaoyorozu-hito.jp/
住民ディレクターNews http://blog.goo.ne.jp/0811prism

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