2010/06/04

わたくしごころ

 仲間が集まって何かを成そうとする際に気持ちが一つになる時は一緒に動いている人々が私心を持ってない時です。わたくしごころ、私心があると必ず邪魔をします。段取りが良くてうまく行きそうに見えてもそれはわたくしごころから来ているのでひとの気持ちを動かしません。むしろ一瞬でもわたくしごころが見えるとみんなの気持ちは恐るべき早さでひいていきます。


 最近の日本の動き、世界の動きは自然とこの法則に則って動いているようにみえます。身近な出来事、すぐ身の回りの知り合い、家族、会社に限らずまさに自分自身の周りの人々に見事に表れてきています。気づくかどうかはその人自身の問題で、結局は自分でわかるしか人には生きるすべはないのです。気づくための機会やチャンスは創れてもその人が自分で気づかないと他者から指摘されればされるほど恨みや反感につながります。古代日本から現代に至るまでいかに人間はこの現象を繰り返してきたことでしょう。考えるだけでも嫌になる話です。しかし、現実に気づかない人はあまりにも多く、暗澹たる気持ちになりますが一方で気持ち一つに動ける人達の集まりも確実に出来上がりつつありこの可能性、未来が希望です。


 可能性ある未来にこそ貴重な一人一人の時間を使おうと考えますし、誰もが元気になっていく動き、仕事、事業を創って行かないと人間として生まれた甲斐がありません。政治の世界が大きく揺れているようにみえますがこれもあくまで表面的な現象に囚われているからで、この中で一貫してある方向を見据えて動き続けている方々は何ら動じることもないのです。成ることは成るように成っていく。ここが基本で自然の道理にかなうように益々世の中ははっきりとしてきたと感じるこのごろです。


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