2010/03/13

清らかな水、食、ひと

タイトルバックの写真は福岡県東峰村でいつもお世話になる旅館の部屋の窓から見下ろしたら見える小川です。少し前に撮ったのでまだ冬の表情ですがそろそろ春の小川の歌が聞こえてきそうな季節になってきました。まだ寒いですが、きっと東峰村には春が来ているでしょう。
朝起きて窓を開け、冷たい空気が入り込む中、ぼんやりと水の流れを眺めていると透き通った水の清い流れにすっかり気持ちも清められます。

この川の流れを堪能したら、やはり川が目に入る光明石の風呂にゆったりつかり身体の芯から温まります。やはり少し窓を開け、鳥の声も聞こえてきます。風呂から上がると本当に美味しい山の朝食が用意されています。お米もみそ汁も、梅干し、漬け物、魚、などがお膳にバランスよくのっています。実に美味しい朝ご飯です。

地域の魅力を伝えるというのはこうして訪れた一人一人が体験を語ることが最も伝わるのでしょう。語るわたし自身は川や風呂やお膳のイメージを浮かべながら語っていますから、実際にそういう映像をお見せしながら語ることが文章の世界とは違うリアルな現実(に近い)感覚を伝えます。しかし、語りありきです。語りがないなら映像の魅力は半減します。最も映像が言葉を不要にする力がある場合は逆です。余計なことはしゃべらない方がいいに決まっています。

アートならそれでいいのですが、生活、暮らしを伝えるのはやはり暮らしの息吹が欲しいと感じます。その息吹を伝えるのは人です。東峰村の地域SNSを見ていたら元永英美さんが94歳のお母さんの誕生会を二人きりでされて、赤飯とエビの天ぷら、焼き魚で乾杯したと書いておられました。

その赤飯やエビ、魚がとても美味しそうに感じました。ブログに愛情がたっぷり漂っていました。http://toho-sns.jp/blog/blog.php?key=1693

☆下記サイトにて元永英美さんの特集中

八百万人紀行(やおよろず・ひときこう) http://www.yaoyorozu-hito.jp/
住民ディレクターNews http://blog.goo.ne.jp/0811prism
いだき http://www.idaki.co.jp/

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